不用品の出品の先にある落とし穴

暮らし

最近、自分の部屋をきれいにし始めてから、自分のテリトリーにあるものや状況、心などにおどろいている、こんなにも影響を与えることに正直驚いている。

せっかく整理して処分すると決めたものも、捨てるにはもったいないものも多く、少しでも誰かに使ってもらえて、なおかつ現金化できたら嬉しいと思い、今はやりの出品サイトに掲載してみることにした。

一番の大道はやはり【メルカリ】だとは思うのだけれど、ぽっちは以前いくつかのものを出品したことがあって、手数料10%がとてもネックに思えたので、今回は手数料3%の【ラクマ】を使ってみることにした。

今回、部屋の掃除で珍しい本が数冊あったので、出品してみるとすぐに売れた。

やり取りもスムーズにいき無事に取引完了。

これはすごい。案外売れるもんだな~と味をしめたぽっちはここで高額商品を出品することに。

昔、勢いで買ったものの、全く使うことのなかった美顔器2個セットを出品した。私は使わなかったけれど、もの自体はとても良いものだと思う。

3万円弱という高めの金額設定だったが、これもすぐ買い手が見つかり、早急に発送した。

追跡可能な発送を選択していたため、数日後相手が受け取ったことが確認できたけれど、全く取引完了の手続きがされなかった。

あれ???

1週間以上が経ったころ、購入者より、美顔器1つが壊れているから値引きしてくれと半額の金額を提示された。正直、出品価格は破格の金額だったことや、送料をぽっち負担にしていること、色んな梱包の手間を考えたら、とても半額では売れないと思って、キャンセルの依頼をしたが、値段交渉のラリーが続いた。

この時点でぽっちの中では結論が出ていて、この相手には絶対に売りたくないと思った。

いらないものだったとは言え、未使用品を買い叩かれるのはとても気分のいいものではなかった。

それでもなんとかくキャンセル返品の手続きまでこぎつけることができた。

ここまで来るまでに気づけば3日。

確かに長いこと使わず放置していたものなので、不備があったのかもしれないけれど、顔が見えない個人同士のやり取りはB to Cの取引のようには上手くいかないものだなと実感した。

この美顔器のやり取りで、せっかくものを上手く処分しようと意気込んでいた気持ちも沈んでしまった。

出品すれば、確かにお金になるかもしれない。

けれど、購入者とのやり取りに多大な手間や、心がすり減るような無駄な交渉が待っているかもしれない。

それを含めて、不用品とのお別れ方法を考えなければいけないと身をもって体感した。

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