人生初、富士山登山

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8月上旬。人生初の富士山登山に出かけた。

前々から日本を代表する山で、なおかつ日本一高い山に日本人ならば一度は登っておきたい。

漠然とそんなことを思ったぽっちは、たまたま知人が今年富士山に登るという話を聞いて、便乗することにした。

2カ月前から少しずつ準備を始め、8月6日の早朝、興奮であまり眠れなかっただるい体に鞭をうち、身支度を済ませる。

この日は台風上陸という悪天候も重なり、登山自体が中止になるかもしれないというドキドキの天候だったが、日ごろの行いがいい?のか問題なく交通機関も動いた。

飛行機で羽だまで向かい、羽田から新宿へ。新宿からはバスで富士山五合目まで向かった。

今回登るルートは、初心者向けの【吉田ルート】。

距離は比較的長いらしいのだけれど、なだらかで、登りやすいらしいため、ほとんどの登山客が利用する登山ルートなんだって。すべてぽっちは知人任せだったので、言われるがままに付いていった。

富士山5合目まではおおよそ2時間ちょっとかかっただろうか。バスから降りるとそこはたくさんの土産屋や、食事処があり、観光客でごった返していた。

ぽっちたちご一行はお昼ご飯をたべて、着替えを済まして、1時間後にいざ出陣。

ちなみにぽっちは富士山うどんを食べた。

今日のミッションは、5合目から、7合目の山小屋まで登ること。

幸いにも富士山の天候は曇りのち晴れ。雨に降られることなく登ることができた。火山灰なのか砂なのか、土なのかよく分からない足元をストックをつかってひたすら登った。

言葉に表せられないほどハードで、しかも高度にいるため息もあがる。

本当に辛かったけど、4時間ちょっとかけて山小屋までついた。山小屋ではカレーを食べ、しばし仮眠。夜中の12時には起きて、出発という話だった。

疲れているにに、空気が薄いせいか熟睡できず出発。そこからは暗闇の中をヘッドライトを頼りにひたすら登りつづけた。だんだんと夜が明け始めるにつてれ、そらが明らみ始めた。

山頂まではあと一歩というところだったが、富士山でご来光を拝んだ。

ほんの数分の出来事だったけれど、めちゃくちゃキレイだった。

軽い頭痛程度の症状しか出ず心配していた高山病というものにも悩まされず、登頂成功。

本当にきつくてきつくて弱音を何度もはきたくなったけど、登れて良かった。

これは、登った人にしか分からない達成感だと思う。是非一度はみんなにも味わってほしい感覚だった。

山頂で、またうどんを食べてしばらく滞在したあとはひたすら下山。

ビックリするほど同じ景色が続く。ジグザグ道を下り、5時間半かけて下山した。早い人は3時間切るらしいが、ぽっちにはとても厳しかった。でも、達成感と自分にちょっとだけ自信が持てた登山だった。

また登りたいか?と聞かれたらYESとすぐ答えられるか自信がないけれど、富士山に登ったことは間違いなくplusな挑戦だった。

この夏のいい思い出。

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